お笑いコンビ・ダウンタウンが司会を務めるフジテレビ系音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』の最終回が17日、2時間スペシャルで生放送され、平均視聴率14.3%、最高瞬間18.3%で18年間の歴史にピリオドを打った(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。
この日は、吉本興業所属のお笑いタレントによるユニットRe:Japanによる「明日があるさ」でスタート。浜田雅功、松本人志が腕を組みながら歌い、同番組への思いの深さをにじませた。
ゲストには、EXILE、ポルノグラフィティ、Every Little Thing、T.M.Revolution、GACKT、AKB48、TRF×小室哲哉、SMAP(稲垣吾郎は舞台本番のため欠席)、奥田民生、浜崎あゆみらが出演。嵐や華原朋美、井上陽水、PUFFYがVTRでコメントを寄せ、篠原涼子が花束を持ってスタジオに駆けつけ、ダウンタウンの2人をねぎらった。
ラストには槇原敬之が登場し、番組から生まれた松本作詞、浜田との楽曲「チキンライス」を出演者、スタッフ全員で熱唱。浜田は「18年間どうもありがとうございました」とあいさつして放送は終了した。
この日の最高瞬間は午後8時32分と33分に記録した18.3%で、奇しくも同番組の初代エンディングテーマで、奥田民生のソロ第1弾の「愛のために」を歌っている場面だった。
放送745回の番組史上最高視聴率は、宇多田ヒカルが初登場した1999年6月21日に記録した28.5%だった。