米国では、米連邦準備制度理事会のバーナンキ議長が、米バージニア州アーリントンで講演し、失業率低下について懐疑的な見解を示しました。バーナンキ議長は、米失業率が8.3%に低下したことを歓迎する一方で、回復の一段の進展のためには緩和的な金融政策を維持することが必要だと指摘しました。これを受けて、ドルは円などの高利回りの通貨に対して下値に下落しています。