フーシ派が紅海で船舶を攻撃した新型無人海上ドローンの映像を公開

2024-07-03 4,155

イエメンのフーシ派は、6月23日にリベリア船籍の船舶「トランスワールド・ナビゲーター」に対して実施された攻撃の映像を公開しました。この攻撃には、最新の無人海上車両(USV)が使用されました。

映像には、爆発物を搭載したUSVが船に向かって進み、船首近くで爆発する様子が映っています。フーシ派の関連メディアによると、地元で生産されたこのUSVは、1,000から1,500 kgの弾頭を搭載し、最大速度45ノットを達成することができます。

これは、フーシ派による「トランスワールド・ナビゲーター」に対する2日間で2回目の攻撃であり、同グループは紅海にいる間に複数のミサイルで船舶を攻撃したと主張しています。フーシ派は、この攻撃の理由として船舶がイスラエルと関係があると述べています。

フーシ派が公開した映像には、無人海上ドローンが迅速に船舶に接近し、大きな爆発に至る瞬間が映し出されています。この攻撃の精度と効果は、同グループが先進的なドローン技術を用いた海上作戦での能力を増強していることを示しています。

写真とビデオ: フーシ派メディア MMY.YE より再掲載