受験シーズンの最中に、コロナの感染者が急増しています。今後感染状況はどうなっていくのでしょうか。
感染症に詳しい国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授に聞きます。
■インフルと新型コロナの患者数が逆転
東京都の新型コロナウイルスの感染状況が発表されました。
1月15日から21日までの1医療機関あたりの感染者数は8.33人。今年に入ってからも伸び続けています。この状況は、どう捉えていますか?
松本主任教授:今、急に(感染者数が)立ち上がっていますので、第10波に入っていると思います。外来をしていると、1カ月ぐらい前までは、インフルエンザが主体でした。
今は、新型コロナの感染者の方が多く、逆転しているような状況です。おそらく、変異株の影響が大きくなっているのではないかと思います。