新型コロナウィルス第2波に備えるカギは・先進国例に注目ポイント「クローズアップ現代+」危機は終わっていない。2020年5月21日
先週14日に39県で緊急事態宣言が解除されることが決定。残りの8都道府県でも解除が視界に入っている。今後、問われることになるのが「感染を抑えながらどう日常を取り戻していくのか」という課題だ。一足早く制限の解除を行った中国や韓国では再び集団感染が発生し、韓国では学校再開のスケジュールを1週間遅らせざるを得なくなった。段階的に店舗の再開などを進めている欧州でも、難しい判断を続けている。日本でも、飲食店などをどう再開させていくか現場の模索が続いている一方、保健所や医療現場では第二波に対する課題は解消しきれていない。国内外の実態を取材しながら、今何が問われているのか、どうやって解決していくべきか考える。
東北医科薬科大学特任教授賀来満夫Dr.曰く夏になっても収束しないと思う。三密をもっと徹底すべき。韓国は学校開校するが問題あれば直ぐに閉校する。以前の様には戻れない。再び集団感染206人。4次感染に拡大。クレジットカード+GPS+防犯カメラで個人を徹底的に追求。スマホの電源を切る、自動車に乗っていない、CDを使わない場合は追跡不可能。QRコード(名前、電話番号、住所)で認証されないと入店出来ないシステム。東京都みなと保健所所長松本加代所長は独自の健康観察システムアプリ(スマホ)で住民の健康状態を確認している。健康観察、経過観察。新規患者が増えても対応する様にしている。武蔵野赤十字病院(クルーズ船受け入れ)は透明のボックスを設け、PCR検査で陰性の場合手術をする。抗原検査(タンパク質で30分で結果が出るが感度が低い)+PCR検査(DNAで2日ほど掛かる感度は良い)。今は一般向けの病室を増設中。
新型コロナ 危機はまだ終わっていない。第二派に備えるカギは・先進国例に注目ポイントクローズアップ現代+ https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4418/index.html