戦場のピアニストが広島市で被爆ピアノの演奏会を開き、シリアの再建と平和を誓う

2018-04-24 6

被爆ピアノでシリアの悲哀訴える https://reut.rs/2HLn3df
→「戦場のピアニスト」とも呼ばれるパレスチナ人難民のエイハム・アハマドさん(30)が、広島市で被爆ピアノの演奏会を開き、「シリアでは苦しみから抜け出す希望が見えない状況だ」と訴えた。
招待した学生らの支援団体「スタンド・ウィズ・シリア・ジャパン」によると、故郷では音楽を禁止する過激派組織「イスラム国」(IS)によりピアノを燃やされた。
身の危険を感じドイツに逃れたものの、両親や多くの友人がシリア国内にとどまっている。

<演奏会@広島>
「殺戮と破壊のシリア ~今、エイハム・アハマドが奏でる希望の灯~」
【日時】2018年4月19日(木)18:00—20:40【会場】ゲバントホール

シリア出身ピアニスト エイハム・アハマド(Aeham Ahmad)氏 来日のお知らせ:https://standwithsyriajp.com/2018/03/03/%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%83%8f%e3%83%a0%e3%83%bb%e3%82%a2%e3%83%8f%e3%83%9e%e3%83%89%e6%9d%a5%e6%97%a5%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/ @SSJ__officialさんから

エイハム・アハマド 氏(Aeham Ahmad)プロフィール
シリアの首都ダマスカス南部にあるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ出身の音楽家。これまで、BBC、CNN、New York Times、AFP、Al Jazeera等の国際的な報道機関にも取り上げられている。2015年、ドイツのベートーヴェン・アカデミーよりThe International Beethoven Prize for Human Rights, Peace, Inclusion and the Fight Against Poverty 2015受賞。
エイハム氏は難民キャンプで爆撃・飢餓を生き延びながら、瓦礫の山と化したキャンプで子どもや若者にピアノを弾き語ることで希望を拡散し続けていた。その様子はYouTube上で瞬く間に話題となり、現代版の「戦場のピアニスト」とも称された。しかし、2015年「IS」がヤルムークキャンプに侵攻・制圧。エイハム氏は戦闘員に宝物であったピアノを燃やされてしまう。これを機に、欧州への避難を決意。ようやくの思いでドイツに逃れた。エイハム氏は、パレスチナ人の両親を持つ、いわゆる二重難民でもあり複層的なアイデンティティを有すが、彼は、今後もシリアに残る全ての人びと、難民となって逃れた人びとのために活動を続けたいと語っている。エイハム氏の現在の夢は「世界中を回り、難民キャンプに閉じ込められている人々や、未だシリアに残っている全ての人々苦しみ、シリア内戦の凄惨さ、そしてパレスチナの現状を伝えてゆく」ことである。

STAND WITH SYRIA JAPAN:
スタンド・ウィズ・シリア・ジャパン (SSJ) | 「シリアに寄り添う」日本の団体です。
https://standwithsyriajp.com/

Syrian refugee spreading hope through music:
http://the-japan-news.com/news/article/0004374829
→Ahmad will hold another concert in Hiroshima .
“Hiroshima was destroyed by an atomic bomb, and Syria is also destroyed.
I want to see how people in Hiroshima reconstructed the city and tell that to the people in Syria,” he said.

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