アメリカのトランプ大統領が来日した5日、大阪市・北区のアメリカ総領事館前で包丁をカバンの中に隠し持っていたとして、男が逮捕されました。
5日正午過ぎ、大阪市・北区にあるアメリカ総領事館前で60代とみられる男が奇声を発しながら模造刀を振り回す騒ぎがありました。
男は警備していた警察官らに取り押さえられましたが、カバンから刃渡りおよそ20センチの包丁が見つかり、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されました。
この騒ぎによるけが人はいませんでした。
警察によりますと、男は取り押さえられる際に「アメリカを捕まえろ」「騒がせてやろうと思った」などと叫びましたが、来日中のトランプ大統領には言及しなかったということです。
調べに対して男は「知らん」と容疑を否認していて、警察は当時の状況を詳しく調べています。
2017/11/05 23:47