情報高生徒1355人の個人情報、ネットに流出(2017年04月26日 08時05分)
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鹿児島市の私立鹿児島情報高校は25日、昨年5月1日時点で在籍していた全校生徒1355人の個人情報が、インターネット上に流出したと発表した。
二次被害は確認されていないとしている。同校から相談を受けた鹿児島県警が、流出の経緯などを調べている。
同校によると、流出したのは生徒の氏名、住所、生年月日のほか、奨学金を受けている生徒の成績に関する個人情報など。今月20日、生徒から情報提供があり、流出が発覚した。
個人情報は、2月から特定のサイトに貼り付けられていたとみられ、閲覧数は100件余りだった。同校がサイトの管理者に削除を依頼し、24日朝までに削除されたことを確認した。
生徒の個人情報は、校内のサーバーで管理している。教職員のみが閲覧でき、IDとパスワードが必要。私物パソコンでアクセスすることも認めているが、校外からは接続できない仕組みになっている。
鹿児島県庁で記者会見した新納武彦校長は「卒業生を含む生徒と保護者に多大なご心配をかけたことをおわびします」と陳謝した。
記者会見の主なやりとりは次の通り。
――情報は公用のパソコン(PC)でないと閲覧できない仕組みか。
「教員の私用PCの持ち込みを認めている。私用PCでも、校内のLANに接続すれば(閲覧が)できる」
――外部からの侵入の痕跡はあるのか。
「県警に調査をお願いしている。どのような形で流出したかは確認できていない」
――管理が甘かったのではないか。
「学校としてはファイアウォール(ネットワークの防護壁)をしっかり管理し、外部からの侵入がないよう対策は立てている。教員が私用PCを使う場合も、学校が購入したウイルス対策ソフトを入れるよう指示している。ただ、ソフトが入っているから安心、と過信していたところもあると思う」
――流出したことへの受け止めと再発防止策は。
「学校の責任は重く、深く反省している。原因は分からないが、情報管理の意識の徹底を図り、対策を打ちたい。外部からの攻撃にどう対処するのか、しっかりと研修をしなければならない」
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