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2月17日金曜日夜、官邸前と国会前で反原発抗議行動と稲田防衛大臣の辞任と安保法制反対等の抗議の二つの集会があった。官邸前で主催者の一人に、この抗議は今日で何回めかと尋ねると「234回めです」と答えた。こんなに延々とつづく抗議はあったろうか。
90歳近い斎藤美智子さん(写真)が官邸に向かって「再稼働をやめるというたった一言がいえないのか」と訴えた。
国会前では今夜も菅谷ファミリーがスピーチしていた。先日、原発内でサソリ型ロボットが放置されたことと宮沢賢治の「銀河鉄道」をからめて話した。
そのあとフランスからきた青年が片言の日本語で「政権が原発をやめるまで世界中で闘っていきましょう。応援しています」とスピーチした。
国会前の北側エリアでは、先週につづいて「稲田大臣はやめろ」の合唱で、この日は報道陣がつめかけ、TBSの金平茂紀氏がメモをとっている姿がみられた。
スピーチしたのは民進党の後藤祐一氏、京都からかけつけたママの会の西郷南海子さん(写真)、学者の会の山口二郎氏、共産党の小池晃氏、社民党の福島瑞穂氏、元自衛官の井筒高雄氏、シールズ琉球の青年など多彩な顔ぶれ。司会は元シールズの諏訪原健さん。
主催者の会社員の人は、「稲田が辞任しないかぎり、この運動は全国に広がっているので来週もやります」と宣言し、大きな拍手をうけた。この日の参加者は主催者発表で1000人以上とのことだった。【木下昌明】