経済の新しいルールであるTPP。
正式名は環太平洋経済連携協定である。
太平洋に面した国と国とが関税を基本無くし、自由に貿易を行うというアメリカが作った経済ルールである。
これにより世界のGDPの約半分を占めるまでいたる経済圏である。
日本もプラスになることがある。それはメイドインジャパンブランドをつけてTPP加盟国にこれまで以上に安く輸出できるのだ。
今だにメイドインジャパンブランドは健在のため、打って出るチャンスでもある。
マイナス面で言えば、加盟国からこれまで以上に安いものが輸入されることである。牛肉や穀物など農業分野においては打撃を受けるのではないかと、不安視されている。
TPPを擁護するつもりはないが、日本の農作物は高品質であるので、それこそ関税がなくなることで、多くの日本の物を買ってもらえるチャンスが格段に広がるのである。
国内での市場や一部の外国への輸出だけでなく、大々的に売り込む機会である。
確かに、海外から安いものが入ってくるが、高価格帯の日本の物は国内ではあまり売れていない現状のため、海外の富裕層に買ってもらえるのである。
マイナス面を考えると確かに不安であるが、プラスの面がちゃんとあるので、日本はこのプラスを大いなる力に変えて、マイナス面を消し去りましょう。
アメリカが作った経済ゲームのTPPは、必ず日本にとってもプラスはあります。