新国立競技場の建設予定地で、日本スポーツ振興センターの職員に暴行を加えケガをさせたとして、36歳の活動家の男が逮捕された。
傷害などの疑いで逮捕されたのは、住所・職業不詳の活動家、山口慎太郎容疑者。警視庁公安部によると、山口容疑者は今年1月、新国立競技場の建設予定地で、日本スポーツ振興センターの男性職員に対し、鉄製のバリケードを投げつけて右足に1週間のケガをさせた疑いが持たれている。
山口容疑者は、新国立競技場の建設予定地内で野宿を続ける人を支援する団体の幹部で、調べに対し黙秘しているという。公安部は、団体の活動実態を調べることにしている。