20140724被災地から東京へ「1000キロ縦断リレー」

2014-07-26 66

2020年の東京オリンピックの開幕まで24日でちょうど6年になるのに合わせて、東日本大震災の被災地と東京をたすきをつなぐ「1000キロ縦断リレー」が始まり、24日朝、スタート地点の青森市を出発しました。

これは東日本大震災の復興を後押しするとともに、東京オリンピックとパラリンピックの聖火リレーを想定して、東京都などが去年から始めたものです。
縦断リレーでは青森から東京までの1000キロ余りを、15日間かけてランニングと自転車でたすきをつなぎます。
スタート地点の青森市の青い森公園では、女子マラソンの高橋尚子さんらが参加して開会式が開かれ、最初の区間を走る青森市出身で東京に住む今井理恵さんが「スポーツの力で被災地と全国をつなぎたい」と宣誓しました。
このあと高橋尚子さんも加わって、合わせて6人のランナーで東京に向けてスタートしました。
最初の3キロ余りを走った高橋尚子さんは「まだまだ、復興が進んでいない被災地もあると思いますので、心を一つにして走り、被災地の現状を全国に発信していきたい」と話していました。
リレーは青森をスタートしたあと、およそ900人がたすきをつなぎ、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の沿岸部などの被災地を回り、来月7日に東京・江東区にゴールします。