去年1年間で福島県内に転入した人から転出した人を引いた「社会動態」は4785人の減少で、減少幅は13年ぶりの小ささとなり、県では企業の立地が進んでいることなどが原因だと分析しています。福島県の調べによりますとことし1月1日現在の県内の人口は194万人5788人で、前の年より1万3856人減りました。
このうち、去年1年間で福島県内に転入した人から転出した人を引いた「社会動態」は4785人の減少でした。
福島県の社会動態は、原発事故が起きた平成23年は3万3100人余りの減少でしたが、おととしは1万3600人の減少、そして去年はさらに少なくなり、減少幅は平成13年以降の13年間でもっとも小さくなりました。
福島県では原発事故による人口の減少に歯止めがかかるとともに、補助金を受けた企業の進出などが理由で働き盛りの男性を中心に県内に転入する人が増えていると分析しています。
01月26日 09時41分