youtubeで2011年8月8日にアップされましたが、5,263回閲覧された後にブロックされてしまったので、転載します。
Published on Aug 8, 2011
下に「愛国心」「日本人としてのidentity」「共同体」について書いてあります。ぜひ、読んでください。
フォークランド戦争の真相を探る
http://ja.wikipedia.org/wiki/フォークランド紛争
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自由市民への道
奴隷脱出はすべての制度(国家、政党、マスコミ、歴史、学問、言葉など)からいったん自分を解放してみて、懐疑的に「愛と共感」をもって、見つめてみる。言葉も制度と思うかもしれませんが、「平和ボケ」はいい例ですね。この言葉を無意識に受け入れた瞬間にあなたはドレイ。この曖昧な言葉を受け入れた瞬間、考える余地ないですからね。
愛と共感を「宗教的」だと勘違いをされやすいのですが、自己暗示をかける「心理的なトリック」と理解してもよいです。一般に自分が信じていたことが欺瞞に満ちていることを発見すると、「怒り」や「恐怖」が生じます。こうなるともうだめですね。「くそぅ、しかえしだぁ!」これじゃ、真理追究などできません。闇の支配者はその「怒り」のエネルギーで戦争を起こしてくれるでしょうし、「恐怖」を持てば、恐喝をするでしょう。だから、愛と共感なのです。彼らはマインドコントールのプロなんです。皆さんなりの方法を考えてみてください。
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「凛として愛」
「凛として愛」という映画があります。youtubeでもご覧になれます。この映画が大きく受け入れら得る背景として、日本が伝統的に持ってきた「共同体の喪失感」だと理解してみました。
たとえば、会社経営システム、日本的な「イエ」コニュニティ、みんなを助け合うという「制度」(生涯採用、貧富格差の小ささ)が急速に90年以降、闇の悪魔勢力とそれに取り込まれた日本の一部政治家により破壊されてきました。会社の経営も欧米的なものがよいとされました。
http://bit.ly/ov9GX5 (ブリジストンの社員、リストラ抗議して自殺)
今の若い人たちは「日本の成功」の実感もないし、会社にいっても「恐怖と不安」の方が強いのはないでしょうか?ですから、そのような状況で「凛として愛」的な共同幻想に魅かれるとしても不思議ではありません。新自由主義の名において、日本の伝統的なイエ共同体経済システムを破壊した闇の支配勢力が「凛として愛」的愛国主義で、戦争を引き起こせば、軍事産業でウハウハで、二度取りですね。日本は戦争に結ぶつかない新しい共同体イメージが必要とされています。
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「国家」という練習問題 (国+イエ=国家)
この「国家」という制度からいったん離れて、自由意志にになるということは日本の文脈で考えると大変な難問かもしれません。
「日本海に囲まれた、日本列島で、日本人のお父さん、日本人のお母さんから生まれて、日本で育ち、日本語を話し、日本のパスポートを持っている私は日本人」という世界観から、ここから離れる認識など意識したことありません。
日本人という人たちは意識しないほど、ものすごく日本人なのです。このような認識を前提に、「日本人としての発言」などといったら、ネオナチかKKKと同じじゃないか!という見方も可能。しかし「日本人としての恥」とか文化的な要素も多く、政治的な意図があるわけではなりません。(これが戦争と結びつくと、悲劇でしょう。それ以外では経済発展、国際協力など素晴らしい成果もでます)
日本人という人たちにとって、「自分がこのような国民IDENTITYを持つのは、特定の社会文化的な要素によるもので、このような形で国民IDENITTYが構成されるのは世界的にも珍しい方だ」と理解するのはすごくハードルが高いかもしれません。これは国家IDENTITYや愛国心を否定するものでは一切ないですし、人間にはそのような共同意識が常に働いていると理解します。
で、一つの提案は、日本の出来事、地球上の出来事を見るときに、宇宙船にのった宇宙人の立場をイメージしてみるとよいかなと思います。
British Nationalism and the Falklands War (1982)
http://www.youtube.com/watch?v=Wl8etD...
ナショナリズムに興味があるかたはImagined communitiesをお勧めします。日本語訳として想像の共同体(ベネディクト・アンダーソン)が出版されてます