ヘイトスピーチに初判決、街宣禁止と損害賠償命じる

2013-10-07 3

ヘイトスピーチに初判決、街宣禁止と損害賠償命じる

 全国各地で「ヘイトスピーチ」を繰り返す「在日特権を許さない市民の会」=在特会が人種差別的な発言で京都の朝鮮学校の授業を妨害したとして、裁判所から学校周辺での街宣行為の禁止などを命じられました。

 訴えによりますと、「在特会」の元メンバーらは2009年12月から3度にわたり、京都市の朝鮮学校前で拡声器などを使って誹謗中傷し、授業を妨害しました。

 学校側は、在特会などに街宣行為の差し止めや損害賠償を求めていましたが、判決で京都地裁は「著しく侮蔑的、差別的な多数の発言を伴っていて、人種差別に該当する」として、在特会側に学校周辺での街宣行為の禁止とおよそ1200万円の損害賠償を命じました。

 学校側の弁護士によりますと、ヘイトスピーチの差し止めを認めた司法判断が出たのは全国で初めてです。(07日13:32)

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